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両備HD、国内路線バスのEV普及へ販売権取得 台湾の「成運汽車製造」から

日本產經體育
2023/11/01 18:56
両備HDが独占販売権を取得した台湾大手EVバスメーカーの車両

両備ホールディングス(HD、岡山市)は1日、台湾の大手電気自動車(EV)バスメーカー「成運汽車製造」から、EVバスの日本国内での独占販売権を取得したと発表した。温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けた国内路線バスのEV転換に弾みをつける狙いがある。2025年までに千台以上の輸入を目指す。

成運汽車のバスは、安全性が高く急速充電に対応したバッテリーを搭載しているのが特長。フル充電で約80キロの走行が可能で、残量ゼロの状態から15分充電すると、最大で80%まで増えるという。国内での販売やアフターサービスは、両備HD傘下でEVのメンテナンス技術を持つ両備テクノモビリティーカンパニー(岡山市)が担う。

自動車検査登録情報協会によると、国内のEVバス保有台数は23年3月末時点で約250台。日本バス協会は30年に1万台を目標に掲げる。国も車両導入費用の補助拡充などを進めている。

両備HDの小嶋光信会長は「日本市場にEVバスの新しい風を吹かせるため(成運汽車と)共に力を合わせていく」としている。

原文網址:
https://www.sanspo.com/article/20231101-JZG6JER63VI35I36N3WOHFE2OU/